リコの札幌ダイアリー

古き良き時代の回想と日々を綴るブログ

札幌から車で行く登別・室蘭の旅/カレーラーメン、地球岬、登別クマ牧場など

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札幌から車で登別・室蘭方面へ。小さな旅の記録を写真と一緒にゆるっと綴ります。

 

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1日目

札幌から車で登別・室蘭方面へ向かう。

当初は、札幌から苫小牧・白老を通り登別に入り、翌日室蘭へ行く予定だった。しかし、当日は悪天候。『寒いからカレーラーメン食べたい』ということになり、しょっぱなからまさかの予定変更。札幌からカレーラーメンのまち室蘭へワープすることになった。

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白鳥大橋(室蘭市)

高速道路を降り、長い白鳥大橋を渡ってひとまず室蘭の道の駅を目指す。風景が一気に「海の町」になっていく。

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白鳥大橋は全長1,380メートル。北海道最大の吊り橋だ。

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橋の途中で見える工場地帯。煙突から出る白い煙と、くすんだ鉄の色。昭和の終わりに置いてきた景色が、まだここに残ってる感じがする。いつか工場夜景も見てみたい。

 

道の駅カナスチールみたら室蘭(室蘭市)

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今日は雨降りだけど、天気が良ければきっと素晴らしい景色だったと思う。向かいには水族館もあった。まだ冬季休業中だったけど。

道の駅に来たのは、現在絶賛蒐集中の『カントリーサインマグネット』を買うため。

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北海道内あちこちの道の駅マグネットを集めてます。わざわざこれのために旅に行くと言っても過言ではない。なかなか面白くて、意外と思い出深い体験になるのだ。

さてさて、お腹が空いてきたので本日のメインイベントであるカレーラーメンを食べに行く。

 

蘭たん亭/カレーラーメン(室蘭市)

どうやら室蘭のソウルフードと言ったら「室蘭やきとり」と「カレーラーメン」らしい。

お目当てのお店は【蘭たん亭】。地元の方々にもファンが多い人気のラーメン店だ。初カレーラーメン楽しみ♪

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味噌カレーラーメン

麺類以外にもメニューがたくさんある。そして、お目当てのカレーラーメンにも『カレーラーメン』と『味噌カレーラーメン』がある。

違いがよくわからないけど、『味噌』カレーのほうを注文した。よく見たらもう一方のほうに室蘭名物と書いてあった。…ま、いっか。

 

カレー系を食べるとわかっていたのに白い服を着てきたおバカな私。でも、紙エプロンをお店の方が用意してくれました。とてもありがたい心遣いです。今日ほど紙エプロンを欲した日はない。まさに、神エプロン。

 

味噌カレーラーメンは、とてもおいしかった。

ちゃんと味噌で、ちゃんとカレーなの。ほんのり甘くて、後からスパイスがじんわりくる感じ。

カレーラーメンって、カレーうどんのようなものかと思っていたけど、スープがしっかりラーメン仕様になっている。

ちなみに、もう一方の『カレー』ラーメンは、とろみのある濃厚なカレースープ。スープカレーと似ているようで違うと言う話。


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ラーメンを食べるボルト人形。

室蘭ではステンレス製のボルトやナットで作られたボルト人形をよく見かけた。室蘭は製鉄のまちだから、鉄を用いたまちづくり活動のひとつとして『ボルタ』という愛称の人形が作られているらしい。

ちなみに『室蘭で生まれ育った10代後半の男子で、ドジで飽きっぽい。でも音楽のセンスは人並み以上』というめちゃくちゃ細かい設定もあるようだ。かわいいな。

5センチ位の小さな人形なのだが、書道をしている姿、釣りをしている姿、考える姿などポーズは100種類ほどある。ひとつひとつよく見てみると、実に愛らしい姿をしている。仕草がいかにも人間らしいし、ストーリーを感じさせてくれるのだ。まるで生きているみたい。今にもちょこまか動き出しそう。

ここにいるボルタさんは、ラーメンを食べるポーズ。ちゃんと細いクギのお箸を持っている。ラーメンの湯気と、麺をすする音が聞こえてきそう。かわいいねぇ。


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蘭たん亭さんは、この子が目印です。

【蘭たん亭】

北海道室蘭市輪西町1丁目30−8

 

のぼりべつクマ牧場(登別市)

『の・ぼ・り・べ・つと言えば、ク・マ・ぼ・く・じょう!!』

ちょっとベテランの北海道民なら誰でも口ずさめる道民ホイホイのCMだ。

子供の頃以来の訪問でワクワクしている。

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登別温泉街のちょっと高台から、ロープウェイに乗ってさらに山頂を目指す。

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ロープウェイ内には、大きなクマのぬいぐるみが乗っていた。
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はるか下に登別温泉街が見える。意外と高くてこわい。

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クマのエサが200円で売られていて柵越しにお客さんが投げ入れる仕組み。

食べものに困らない生活をしているから、怠惰…あ、いや、めちゃくちゃ穏やかなクマさんたち。手の届くところに飛んできたエサしか食べない。自分からは意地でも動かないのである。おもしろい。

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ここだよ〜と手をあげて、おやつをおねだりしちゃうクマさんもいる。野生とも動物園とも全然違うなんだか不思議な世界。
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晴れの日は倶多楽湖(くったらこ)が見えるらしいが、あいにくの天候。みぞれが降っていた。
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ショーでは愛嬌のある動きを見せてくれた。ここの子たちが、いつまでも元気で健やかに過ごせるよう祈るばかりだ。

 

【のぼりべつクマ牧場】

北海道登別市登別温泉町224

 

登別万世閣(登別市)

本日のお宿。初宿泊です。

子供も大人も楽しませてくれるステキなホテルだった!

館内スタンプラリー制覇でガチャ風のくじ引き。クイズ解答でお菓子のつかみどり。

さらにキッズスペース(遊び場)には、駄菓子&アイス食べ放題コーナーが用意されていた。これがとにかく子供に大ウケ!至れり尽くせりで大喜びしていた。

たしかに、駄菓子の食べ放題なんて夢みたいだよね。最高すぎる。

 

夕食と朝食はバイキングだったんだけど、すごくおいしかった。温泉も広くて良かった。

またここに泊まりたい~っていうか、帰りたくないよ~。

他と比べるとお手頃価格なのに、サービスがとても良かった。本当におすすめのホテルです。

登別万世閣(楽天トラベル)←詳しくはこちら。楽天トラベルにリンクします。

【登別万世閣】

 北海道登別市登別温泉町21

 

2日目

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登別地獄谷(登別市)

昨日からの雨も上がり散策日和になった。ホテルをチェックアウトし、地獄谷(じごくだに)に行く。

ここは、噴火活動によりできた火口跡である。まず目に飛び込んでくる赤茶けた岩肌に圧倒される。岩の裂け目から噴き出す蒸気、立ち上る白煙。あたり一面に立ちこめている硫黄のにおい。

たぶん、だいたいの人が思い浮かべる地獄のイメージそのまんま。

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この世とは思えない。異世界だよ、異世界。地球のすごさ、自然の力に圧倒され、自分はなんてちっぽけな存在なのかと思わされる。

 

【登別地獄谷】

北海道登別市登別温泉町無番地

 

地球岬(室蘭市)

登別を後にして室蘭へ。昨日に引き続き戻ってまいりました(笑)登別温泉から車で40分程度のとなり町なので気軽に来れる距離なのだ(?)

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今日の目的は、室蘭に古くからあるレトロアーケード商店街の散策。

そして、太平洋を一望できる場所へ行くこと。

 

高台の住宅街を抜けるとそこは『地球岬』。

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青と灯台の白。コントラストが美しい。

今日はとっても良いお天気に恵まれた。海が青くて本当にきれい。水平線がほんのり丸いのがわかる。

実は『地球岬』の名前の由来って、アイヌ語の『チケプ(チキウ)=崖の下に岩がある場所』からきているそうだ。地球の果てとか丸さが由来じゃなかったんだ。

名前と風景が偶然一致した奇跡。ちょっと運命ぽくって好き。

 

ぷらっと食堂/ぷらっとみなと市場(苫小牧市)

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2日目のお昼ご飯は、ぷらっとみなと市場内にある【ぷらっと食堂】へ。

室蘭から、登別・白老を抜けて苫小牧までやってきた。

ここは、かの有名なマルトマ食堂のすぐ近くにある市場&飲食店の複合施設である。

マルトマ食堂はいつもめちゃくちゃ並ぶので、並びたくない時はこちらを利用することにしている。ここは海鮮丼や定食、ホッキカレーをお手頃な価格で食べられる穴場のお店なんです。ふふふ。

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雰囲気が漁場の食堂って感じで良い。

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ホッキ三昧定食

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ホッキ貝のお刺身と、焼きホッキを堪能できる定食。苫小牧名物のホッキ貝がおいしい。細長く刻んであるホッキを、一本一本大切に味わう。

このお味噌汁もとてもおいしい。ネギや大根といったシンプルなものなのに、なぜか深みがあっていい味出してる。

 

【ぷらっと食堂】

北海道苫小牧市港町2丁目2−5

 

三井アウトレットパーク北広島(北広島市)

こちら方面に来たら必ず寄るのがココ。屋内型の大型アウトレットモールだ。家族がジャージを買いたいというので寄った(笑)。

いつも団体観光客さんが多くて、人ごみをかき分けながらのショッピングになるんだけど、この日は平日の夕方だったので空いていて快適だった。

無事にジャージ、ゲットできました。

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【三井アウトレットパーク北広島】

北海道北広島市大曲幸町3丁目7番地6

 

そして無事に札幌へ戻る。

旅の終わりはいつもちょっと切ない。でも、日常に戻っても心にはちゃんと風景が残ってる。明日からもまた頑張ろうって思える。

この風景が、誰かの心にもそっと残りますように。

 

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