かつて帯広にあった『グリュック王国』を懐かしむお話です。
グリュック王国とは
帯広空港のほど近く、北海道帯広市幸福町にかつて存在したテーマパークである。
1989年(平成元年)7月1日に開園。
ドイツの名城(ビュッケブルグ城)を再現したホテルや、グリム童話をモチーフにした遊園地などの施設があり、人気の観光地であった。
こんな感じの建物だったのかな?
実は、一度も行ったことがない。
しかし当時、テレビCMがガンガン流されていた。
中世ドイツの街並みを背景にした広場などで、
楽しいイベントが行われている様子が映し出されるCM。
北海道にお住まいだった方は、もしかすると記憶の片隅に残っているかも?
それが脳内に刷り込まれて、勝手に行ったことがあるような懐かしい気持ちになっている。
全盛期には、年間70万人以上が訪れる人気の施設だったが、その後2007年(平成19年)資金繰りの悪化により閉園。
現在、建物等は当時のまま残存しているものの、敷地内は立ち入り禁止となっており近づくことはできない。
周辺からその姿を望むことができた。
本当はもう少し近づけたけど怖いのでやめた。(ビビリ)
現在のすがた
廃墟の写真は撮らないと普段から決めているのですが、
あまりに美しく悲しい佇まいにシャッターを切ってしまった。
8月だったので、うっそうとした木々に遮られてしまっている。
この日は雨だったので、曇天の空模様がさらに並々ならぬ雰囲気を醸し出していた。
違う角度から。
豪華な外観のビュッケブルグ城(シュロスホテル)を見ることができた。
なんという堂々たる姿。かなり大きな建物。
遊園地『グリムの森』の名残。観覧車が見える。
ここに、敷地内に入る道路があったようだ。
今はバリケードが張られていて、
『警告!立ち入り禁止』の看板がものものしい雰囲気。
全盛期に来てみたかったなぁ。
今後どうなっていくのだろうか。
【グリュック王国のあった場所】
▪️北海道帯広市幸福町東6線
※現在は立ち入り禁止
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