遡ること数年前。
町内のお祭りの出店で、『上海焼きそば』なる珍しいものを購入した。
それまで恥ずかしながら、焼きそばといえば『ソース』か『塩』か『あんかけ』しか知らなかった私。
もやしやエビ、キクラゲなどがたっぷり入ったあまじょっぱくて香ばしい焼きそば。
初めて食べた上海焼きそばのおいしさに、それはそれは感激した。
また食べたいなぁぁ〜と願い続けて、はや数年。
わかったことがある。
その時出会った上海焼きそばが、実はこの店だったのである。
中華屋台加匠(ちゅうかやたいかしょう)
北海道の人気番組『発見!タカトシランド』や情報番組でも取り上げられている大人気店だ。
まず、店名が良い◎
“中華屋台”。や・た・い!
屋台という単語のワクワク感がたまらない。
店内は、小上がり3卓とカウンター8席くらいのちょうどよい広さ。
先代の店主が亡くなり、若き息子さんがお店の味を守っているようだ。
周りを見ると「長年通ってます」といった感じのお客さんが多く、昔から愛されて続けているのがよくわかる。
メニューも多彩だ。
ラーメンもチャーハンも、焼きそばも、味のバリエーション多し。
北海道では珍しい台湾ラーメンまである。
ここでまた周囲を見渡し、五目あんかけ焼きそばか加匠鶏がらラーメンにしようかめちゃくちゃ迷った。
でも、あの時の味を食べないと!
正気に戻り上海焼きそばをオーダー。
アツアツで到着♪
店内に入った時からうすうす気づいていたけど、どのメニューもボリュームが多い(=嬉しい)。
この上海焼きそばも1.5〜2人前はあるのでは。
ワカメスープもついていてありがたい。
小松菜、もやし、キクラゲ、エビ。
(そうそう、これこれ)
アサリも発見。
甘うまで、ほんのりオイスターの風味が後からやってくる味つけ。
(そうそう、この味ーー!!)
変わらずおいしくて感動。この味を求めていたのよ。
夫はオススメボードにあった『冷やし坦々麺』、息子は『加匠鶏がらラーメン(味噌)』をオーダー。
坦々麺のほうは、キンキンに冷えた真っ赤なスープと、ネギやひき肉の色彩に食欲をそそられる。
味噌ラーメンは、まろやかで優しい味。
どちらも、中華のスパイスがほわっと顔を出す。
深い…深い味わい。
この日は、店主さんが1人で接客から調理、片付けまでこなしていてすごく忙しそうだったのに、
笑顔で丁寧に接してくれて、お人柄の良さを感じました。
これからも応援したくなるお店。
ごちそうさまでした♪
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