リコの札幌ダイアリー

古き良き時代の回想と日々を綴るブログ

おばけえびを育てる・その1

この記事には、プランクトンの画像が登場しますので苦手な方はご注意ください。

 

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小学校の校門前で配布していたのを子供がもらってきた。

学研の【おばけえびを育てよう!】キット。

 

懐かし〜い!

私も小学生の頃、学研の“科学”と“学習”をとってもらっていて、毎月楽しみにしていた一人である。

 

「まだかな、まだかな〜、学研のおばちゃんまだかな〜」というCMの通り、

当時は、家に教材を届けてくれるお姉さんがいたのです。

今は、無料で配布してるのね。

 

『アリの飼育』やら『なんとかエビの飼育』キットあったなぁ〜と懐かしんでいたら、

学研のホームページで、過去の全教材が見れました。感激!!↓

www.gakken.co.jp

 

で、今回もらってきたキットについてのお話。

子供はあまり興味がないようなので、私が育ててみる。

わーい、大人の自由研究だ♪

 

おばけえびとは?

塩湖に住む、エビの仲間のプランクトン。

約8500万年前の、恐竜がいた時代から姿が変わっていないので「生きている化石」と呼ばれている。

(種名:アルテミア、別名:ブラインシュリンプ)

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こんな感じの子たちです。

 

育てる準備をする

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まず必要なのが飼育ケース。

100円ショップで、プラスチック製の金魚鉢を購入。

 

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キットの中に、「海の水のもと」「おばけえびの卵」「おばけえびのえさ」、小さじが入っていた。

 

「海の水のもと」を水で溶かして、1日おき、カルキを抜く(これ大事!)。

その水を、金魚鉢に移したところ。

 

いよいよ、おばけえびの卵を入れるよ!

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大きくな〜れ!

卵は、砂みたいな小さなツブ。

この卵の中におばけえびが眠っていて、乾燥卵の状態で10年以上生きているらしい。すごい。

 

2〜3日で卵がかえるよ〜。

 

卵がかえった!

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ちっさ!!!!

卵を入れた翌日に、まずは3匹ほど生まれた。

1㎜以下の大きさ。

小さすぎて見えない。焦点が合わない。笑。

 

えさをあげてみる

ちょっと入れすぎて水槽が濁ってしまったが、放っておいたらおさまった。

3日に1度くらいの頻度であげれば良いようだ。

 

その後、日々卵がかえり、100匹ほどのエビちゃんが誕生した。

20日くらいで大人のエビちゃんになるらしいが、

大人になれるのは数匹なんだって。

 

日本で古くから『7歳までは神様から預かった子ども』と言われていて、7歳まで無事に生きてきた子どもの成長を祝うのが『七五三』という話を思い出してしまった。

 

急に、この子たちが愛おしくなる。

 

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孵化から10日後の様子。

5㎜ほどの大きさに成長!

確かに、一時はたくさんいた赤ちゃんたちが急に減って大きな子たちだけが残っている。

(…みんなどこへ行った!?)

 

閲覧注意!

水槽内のアップ画像が出てきますので、ニガテな方は目を閉じてー!!

 

悔しいが私のカメラテクでは、これ以上の写真は撮れない。


小さい上に、よく動き回る元気なお子さんたちです。

説明書によると、“脚は11対の22本。複眼2つと単眼1つの3つの目をもつ。”とか。

大人は1cmの大きさになるそう。

しばらくすると、オスとメスが結婚してまた卵ができるらしい。

そして2〜3ヶ月生きるようだ。

 

なんだか、人生の縮図を見ているようだ。

この子たちの人生を応援してあげたい。

〜*〜*〜*〜*

無事に大人に成長しましたら、

その様子を、その2に続けたいと思います。

 

 

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