リコの札幌ダイアリー

古き良き時代の回想と日々を綴るブログ

平成ギャル文化①/ポケベル懐かしすぎて泣く

1周回って1990年代が人気のようだ。

たまごっち、ルーズソックス、アムラー、プリクラなど女子高生文化が大いに盛り上がっていた90年代後半。

この激動の時代をピカピカの女子高生として生きた身としては黙っていられない。

生き証人になってやろうということで、すっかり忘却の彼方に消え去ったあの頃をシリーズで振り返るよ!

 

今回は『ポケットベル、ちぢめてポケベル!』

(ポケモンみたいに言うな)

ポケベル

ポケベル(ポケットベル)とは、携帯電話が普及する前の1980年代後半〜1990年代に普及した通信機器だ。

固定電話や公衆電話から送信されたメッセージを受信する。90年代後半のこれらは、画面にカナ表示ができた。なお、受信専用で送信はできない。

ドコモやテレメッセージという事業者がメジャーだった。

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こんなのあったよね!

現物はもう手元にないので、下手な絵を描いてみた。雰囲気だけでも感じていただけるとうれしい。

このイラストを描くにあたって画像を色々検索していたのだが、フリマサイトで中古のポケベルが販売されていた。

『捨てずにとっておけば良かったなぁ〜。売買は別としても、コレクションとしてとっておくべきだった!』と地団駄を踏んでいる。

 

初めて持ったポケベルが、図の左上“ドコモのセンティーA”。

周りはみんなこれ。

ポケベルといえばコレだった!というアイコン的存在になっているのではないだろうか。

 

現代では、老いも若きも小学生もスマートフォンを当たり前に持ち歩き、LINEやメール、SNSなどでメッセージを手元から指一本で送ることができる。

 

しかし、90年代以前、一般人(ましてや高校生)の連絡手段は、家の固定電話か公衆電話での通話しかなかった。

家の電話はたいてい最初に親が出る、または周りに家族がいて聞き耳を立てている…から、なかなか気軽に電話をかけたり受けたりできなかった。

 

そ・れ・が!ポケベルの登場で、個と個が直接コミュニケーションを取ることができるようになった。

情報テクノロジーの進歩は人々にものすごーい影響を与えたのだ。

 

唯一不便だったのは、ポケベル自体に送信機能がなかったこと。

最寄りの電話機を探す必要があった。

 

相手にメッセージを送るためには、電話機のプッシュボタンの数字を【15618513(オハヨウ)】のように押す。

縦列と横列の数字から成り立つ解読表を、誰もがみなラクラク暗記していた。

(そのチカラをなぜ学問に活かせなかったのか)

 

話が逸れてしまったが、メッセージを送信するために、高校時代は休み時間のたびに食堂の公衆電話に学校中の生徒がずらりと並んだ。

あまりのひどさに見兼ねた生活指導の先生達が、公衆電話の横にピッタリとはりついて睨みを効かせていたっけ。

少し大人の世界に足を踏み入れたギャルは、自分専用の携帯電話(PHSではない)を持っていて友達に貸してあげたりしてた。

 

長くなりそうなので②へ続きます→

 

 

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