【前回のお話はこちら】
前回の続き。
まだまだポケベルの話。
文字数は12文字だった
信じられるだろうか。
5・7・5の川柳よりも少ない文字数。
(テレメッセージで14文字だったかな?)
しかもカタカナで。漢字なんて使えない。
そうそう、自分の名前も入れなくてはいけないから実際はもっと少ない。
現在、短文投稿のTwitterでも140文字。
いかに少ないかおわかりいただけると思う。
それでも、手軽に文字でやり取りできるなんて夢みたいだったから嬉しかったな。
最小限の通話料金で最大の文字数を送信できるように、必死で必死で文章を考えた。
その後、“やったねドコモ♪50文字〜♪”と今も当時もイケイケだった広末涼子ちゃんのCM。
そう。文字数が50文字に大幅に増え、絵文字や流れる文字なんかも送れる機種も出てきた。
それはそれは革命的な進歩で、ポケベルがますます楽しくなっていった。
ベル友(ベルトモ)いた?
ポケベルには、電話番号のような番号が一台ずつ与えられていた。
「ベル番おしえて〜!」が当時の合言葉。
特に面白かったのが、
わざと適当な電話(ベル)番号にメッセージを送って、偶然ヒットした見知らぬ相手とメッセージをやり取りする遊び。
地域や年代によって変わるかもしれないけど、そうやって知り合った友達をリアル友達と区別してベル友と呼んでいた。
ベル友と結婚した友達もいたっけ。
今のマッチングアプリの先駆けだったと言えるのかも。
そういえば、後にPHSという携帯電話の一つ前の電話機が普及するのだが、その時も適当な番号にTELして知らぬ人と友達になる遊びがあったなぁ。
90年代後半って、新しいものや夢がたくさん生まれた時期だったと思うのは私だけだろうか。
呑気な高校生だったから夢いっぱいだった可能性もあるし、はたまたバブルの余韻だったのかもしれないけどね。
また夢ある日本になって欲しいね!
このブログは、はてなブログで運営しています。 読者登録していただけると飛び上がって喜びます♪